スギ花粉は2月から3月、ヒノキ花粉はスギの後4月から5月に飛ぶとか、スギよりもヒノキのほうが花粉症の症状がひどいということを知っている人は多いかとおもいます。

ですが、「スギとヒノキの見分け方」を知っている人は少ないと思います。

 

秋はまだ花粉が飛んでいませんので、今のうちに自宅の近くにないかどうか調べておくのもよいことでしょう。

花粉症の人は、春になったら決して近づかないようにしてください。

 

スギとヒノキの遠くから見た形

まず、スギとヒノキは遠くから見たら同じように見えます。

 

下の写真は、杉です。

スギ林

 

下の写真はヒノキです。

ヒノキ林

 

両方とも針葉樹のため、木の形はとんがり帽子のようになって遠くからでは見分けにくいです。

 

さらに、下の写真はスギとヒノキが同じところにある写真です。

スギとヒノキが混在した林

中央に少し黄色(茶色)くなっている部分があるの、わかるでしょうか?

ここがスギの木の部分です。

まわりにあるヒノキはまだ葉が青々としています。

 

さらに近くで葉を見ると、違いが分かってきます。

下の写真は、もう少し木に近づいて葉を拡大した写真です。

スギとヒノキが混在した林その2

 

この写真の右側にスギの葉があります。

スギの葉は細長くて、トゲトゲしています。

 

それに対して、中央にあるヒノキの葉は扇状に広がっていて、平たい感じです。

(見慣れると一目でわかるようになりますよ。)

 

スギの葉とヒノキの葉の違い

さらに詳しくスギの葉とヒノキの葉を見ていきます。

 

先ほど、スギの葉は細長くて、トゲトゲしていると言いましたが、もう少し拡大した様子が下の写真です。

スギの葉
スギの葉

 

スギの葉には「雄花」と呼ばれる部分がついていて、そこに花粉が溜まっていきます。

雄花に溜まった花粉が飛散して、風にのってみなさんの目や鼻に届くことで、花粉症の症状を引き起こします。

9月に撮影したスギの雄花
スギの雄花がついたところ(雄花が開花して花粉が飛びます)

 

下記の写真はスギの雄花がさらに成長し、開花して花粉がたくさん飛んでいる時の写真です。

遠くから見ると、スギの木全体が茶色っぽく見えます。

雄花が開いているスギ
雄花が開いているスギ

 

 

 

では、ヒノキはどうでしょうか。

ヒノキの葉
ヒノキの葉

 

葉が平たい形をしているのがよくわかります。

 

そして、ヒノキにも雄花と呼ばれる部分があります。下記の写真をご覧ください。

ヒノキの雄花
ヒノキの雄花

ヒノキの雄花は、葉の先に咲きます。

葉の先の少し茶色くなった部分が雄花で、これが成長して大きくなり、やがて花開きます。

 

まとめ

いかがでしたか?

  • 遠くから見るとわかりにくいが、葉の形で見ると見分けがつく
  • スギの葉は細くてトゲトゲしている
  • ヒノキの葉は扇状に広がっていて平たい形をしてる

これでスギとヒノキの違いがわかったと思います。

 

違いが分かっても花粉症はなおらないのですが、少なくとも春先にはスギやヒノキの木の近くを通らないということはできますね。

 

もし近くに「これはスギっぽいな」という木がありましたら、花粉が飛んでいないこの時期の様子をぜひ写真に撮ってお送りください。

(年が明けたらなるべく近づかない方が良いかもしれません)

【Dr.ポーレンからのお願い】「スギの雄花」の写真を募集します

 

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